makicoo thinks

世の中に対して思うことはここに。

理想の相手と出会う方法のマキ。

 色々な出来事が重なり、相方氏がもっと芸術について知りたいと言ってきた。これはすごい。私の長年の夢が、今ここに花開こうとしている。。!

 

 私は相方氏の人に媚びないところ、人を学歴や見た目、職能で判断しないところ、事象を正しく理解しようする姿勢に興味を持ち、そしてとある出来事を通して好きになった。友達から微妙な関係を経て、いつしか一緒に週末を過ごすようになったのだけれど、趣味や嗜好など、当初は違う部分も多かった。幸いまったく合わない趣味、それは芸術鑑賞だったりラグジュアリーな場所でのステイだったりは、友人に付き合ってもらったり1人で満喫してきた。ただたとえばこの間一緒に泊まった「阿蘇 界」のおもてなしのよかった部分やちょっと足りないなと感じたポイント、一緒に行ったダリ展で観たダリの模倣時代の面白さをそのテの分野に興味がない相方氏には上手く共有できない訳で、そこを少々残念に思わないこともなかった。

 

が、結局、色々な経験を共有して、そして色々な話を積み重ねていくと、今回のように趣味嗜好は似てくるものだ。もちろん私も彼に多大なる影響を受けていて、彼がもともと興味があるAIや投資に関する知見もそうだし、興味深いと共有してくれる政治や経済、著名人のインタビュー記事のおかげで、付き合う前よりだいぶ賢くなれたと思う。お互いを知れば知るほど世界は広がり、そして彼はどんどんと「理想の相手」になっているし、私もささやかながら彼の理想に近づけているんじゃないかと思っている。

 

 恋愛や結婚に関する記事は「理想の相手との出会い方」に焦点を絞ったものが多い。ただ断言して言えるのは、理想の相手はそのへんに転がってはいない。いるのは「理想の相手になりそうな相手」であって、「理想の相手」とは自分と相手で作っていくものだと思う。

 家庭的だったり共通の趣味があったり、食べ物の嗜好があったりといったディテイルは付き合っていく中で変わっていく可能性があるもので、相手が変わる場合もあるし自分が変わる場合だってある。

 

 私が人を好きになる時にフィルタリングするとしたら、それは肉体的に受け付けるか受け付けないかと、相手の中に自分が知らない「何か」があるか。それ以外のことをまずは気にしないで人をみると、理想の相手候補の数というのはぐぐっと増える。

 私の場合は上記の2つな訳だけど、たぶんここは人それぞれで、本当に譲れない条件をもっと研ぎ澄まして考えていくと、「案外近くにいる誰か」が、実は理想の相手候補だったりするんじゃないだろうか。

 

 今週末は相方氏に神話についてレクチャーして、そしてそこからインスパイアされた音楽や絵画の話ができるとよい。そしていつか彼が感じたなりの見解を聞いてみたい。今からとても楽しみだ。