makicoo thinks

世の中に対して思うことはここに。

好きや嫌い、生き方に理屈はいらない

ライトノベルの表紙からはじまり、NHKでのキズナアイ、そして数日前からは児童書の萌え絵問題。ものすごく雑に言うと何がエロい/エロくないの話が連日続いている。私個人としては規制されてもされなくてもどっちでもいい、くらい温度感が低いのだけど、議論…

自分と違う性的嗜好と共存するのは難しいという話。

今年の5月に子どもが産まれてから考えが変わったことのひとつに、他人の性癖嗜好に対する思いがある。私は元々LGBTの友人が多く、風俗ライターを一時期していたりもし、他人の性的嗜好にはかなり寛容な方だと思っていた。 ただ下世話な話、女の子を授かって…

「働き方改革」は案外ボトムアップで成し遂げられるのかもしれない

今日は前職の同僚とランチ。私がもうすぐ出産を控え、一緒にランチをした元同僚は子育て真っ最中のため、話は自然と子育てと仕事の両立の話になった。世間で今、あまりよく言われていない「裁量労働制」だけれど、私が産後の育児と仕事の両立に比較的楽観的…

「童貞いじりはセクハラか?」の件

昨日今日はずっとそのことについて考えていた。やや身に覚えがあるのは私が「セックスレス」や「ダブル不倫」といった性的な内容を含む記事をよく書くからだ。私は「セックスレス」を「よくない」と捉えて、それを防ぐにはどうすべき?という観点で日ごろか…

居場所に合わせて生きる人と居場所を探して生きる人

最近彼が写真にはまり、はてさてカメラ教室に通うようになった。 彼のカメラ教室の先生は話を聞く限り感性の人。写真が上手くなるには自分の欲求を知ることが大事、というのが信条らしく、ガチ理系の彼からすると、かなり斬新な発想。 先日その先生が、たと…

幸せかどうかはセンスの問題なのかもしれない

9月からずっと体調が悪い。 原因は分かっていて、別に深刻な病という訳ではない。2017年10月18日現在、一進一退ながら、少しづつよい方に向かっている。ただ40年間「健康」をとりえに生きてきた私にとってこの長期間に渡る「体調不良」はかなり衝撃的な出来…

誰かと牛乳石鹸CM状態になったらどうするのかのマキ。

何かと話題の牛乳石鹸CM。 www.youtube.com 実はちょうど昨日の夜、彼とこのCMについて話をした。そして今日、Facebookのタイムラインをみたら、まさに話していた内容ドンピシャの記事が流れてきて、ああ同じように思っている人はいるんだなーと思った。 ano…

「40歳」でもずいぶん人生は変わる、のマキ。

1年前の私は39歳で、迫りくる「40」という年がとにもかくにも憂鬱だった。年齢を記入する機会というのは意外に多い。キャンペーンに応募する時もそうだし、ちょっとした資料を取り寄せる時もそう。「39歳」と書かせてくれるならまだいい。「31歳~39歳」とい…

「ザ・ノンフィクション」/「頑張らない」を頑張る人生のマキ。

この記事がきっかけで、 keizokuramoto.blogspot.jp phaさんと小林銅蟲さんが出ている「ザ・ノンフィクション」をみた。後半は泣きっぱなしでみてた。「頑張らない」というのも、それはそれで大変だよな、ということを、番組を通して感じた。そして「頑張ら…

好きと仕事は一致しなくてもいいのかなと思うようになった話のマキ。

今日見かけたバズってたツイートにこんなのがあった。 絶対に見るべき動画。 pic.twitter.com/qXfz3iRp3Q — 勇者@無料配信 (@bobraveman1) 2017年6月25日 内容としては、人生は限られてるから意味のあることをしよう。好きでもない仕事をして金曜日を待ち望…

子供を産まない生き方のマキ

アメリカで専業主婦が増えてるという話だったり、最近の高学歴女性は一般職を希望するという話だったり、ここ数日女性の生き方に関する記事をたびたび目にした。 courrier.jp www.businessinsider.jp 改めて思ったのは、女性の生き方というのは色々悩ましい…

草間彌生「わが永遠の魂」/苦手なものとの付き合い方

今日は新国立美術館で行われている草間彌生展へ行ってきた。 kusama2017.jp 正直に言うと、現代アート全般があまり好きではない。私は画家が自分が見知った世界をどう捉えるか、という観点で絵をみるのが好きなのだけれど、現代アートは概して「見知った世界…

「夢」と「家」を両てんびんにかけて、時には「夢」をとってもいい/「ホームレス ニューヨークと寝た男」感想※ネタバレあり

「ラ・ラ・ランド」を観に行きたいといったら却下され、、代わりに、と相方氏に誘われたのが「ホームレス ニューヨークと寝た男」。 homme-less.jp ドキュメンタリー作品としての出来は、正直今ひとつ。ただ「マーク・レイ」というホームレス男性の日常から…

糸井重里「インターネット的」第1章感想/2017年に「インターネット的」を実現するには

2001年に書かれた本であるにも関わらず、「今」をとても的確に表していると話題の本、糸井重里「インターネット的」を読んだ。 丁寧に読むつもりなので、今日は第1章の感想と思ったこと。 インターネット的 (PHP文庫) 作者: 糸井重里 出版社/メーカー: PHP…

「東京タラレバ娘」に共感する人の特徴のマキ。

ドラマ「東京タラレバ娘」の回が進むにつれ、色々な意見が出ている。たとえばこちらの方の記事。 note.mu 原作の 「世の中の女は2種類に分けられる。妥協できる女と妥協できない女。どうやら、私はできないほうの女らしい」~東京タラレバ娘第4巻~ に対し、…

「恋愛工学」の先にあるもの。

「恋愛工学」が先週末から話題だった。 d.hatena.ne.jp これを最初に読んだ時、私はまったくそうだよなーという思いしかなかった。ただ「誠実なだけでは女性と付き合えない」といったコメントや反論エントリーをあちこちでみかけ、そしてそれらをブクマ交え…

コルクラボへの道/これからのマキ。

「コルクラボ」とは「宇宙兄弟」や「テンプリズム」の作家さんのマネジメントを手がける、株式会社コルクが主催している勉強会。 lab.corkagency.com ありがたいことに第一期生として参加させてもらうことになった。ここにいたるまでの道のりは blog.makicoo…

夢の叶え方のマキ。

昨日は私にとって、すごくエポックメイキングな1日だった。 ライターを再開してから早1年ちょっと。いつか書けたらいいなと思っていた媒体に、自分の書いた記事が載った。 p-dress.jp 「伝える」ということを第一においたサイトで、第一線で活躍しているライ…

アラフォーは変身していこう!のマキ。

※この文章は下記の影響を受けて書いたものです。 www.daiwashobo.co.jp それから、私は、ちょっとでもやってみたいこと、やってみたいけど自分には似合わないんじゃないかなと思うようなことに、どんどん首を突っ込んでいくことにした。38歳で、宝塚大劇場に…

篠山紀信「写真力」感想のマキ。

昨日は横浜美術館に篠山紀信展「写真力」を観に。 www.instagram.com いやーよかった。去年の11月も「快楽の館」という別の篠山紀信の写真展を観にいったんだけど blog.makicoo.com 万人がみて楽しめるのはこっちだと思う。 展示されている作品はほぼ全て、…

「勝負論/ウメハラの流儀」感想/世界一幸福な言葉のマキ。

私が今付き合っている男性は一言でいうと冷静沈着。年こそ下だけれど、いつもでんと構えている。そんな彼がものすごく興奮して、この本がすごいと教えてくれた。 勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書) 作者: 梅原大吾 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/1…

何故日本の男性は若い女性が好きなのかのマキ。

先日、前職の同僚(アラフィフ♂+アラサー♂)と飲みながら、私が今温めているテーマ、「アラフォーからの恋愛」の話をした。海外では40代50代男女向けのデートサイトがあり、どんどんカップルが生まれている。日本でも、今後そんな需要が出てくるんじゃないか…

「夫のちんぽがはいらない」感想/セックスが介在しない関係の可能性のマキ。(ネタバレあり)

発売日直後にゲットしたにも関わらず、昨日ようやく読めた「夫のちんぽがはいらない」。紆余曲折があったにせよ、最終的には「はいらない」でもやっていける夫婦の形にものすごく心を揺さぶられた。 前にも書いたけど、私も「はいらない」恋愛をしたことがあ…

入江泰吉作品展/「写真」という芸術の面白さのマキ。

今日は相方氏と乃木坂でランチした後、仕事しようとWi-Fiが入るカフェを探してフラフラ。そんな道すがら、六本木ミッドタウンに通りかかって、写真展をやっていたので入ってみた。写真展、といっても展示品は20あるかないか。5分で全部を見渡せる。 fujif…

「男性保育士を採用しない」は差別だけど「男性保育士が嫌」はまた別の話だと思うのマキ。

面白い議論があった。 togetter.com 私はけっこうな数の男性がロリ要素を持っているしレイプ願望もあると思うけど、その性質だけをみて職業の制限をかけるべきではないと思っているのが、その行為が「犯罪」だからだろう。女児に手をかけるような行為が許さ…

嫌われる弊害のマキ。

昨日の夜、次の日、朝4時起きなのに全然眠くなく、仕方なくネットをちょろちょろみてたら恐ろしいトゥゲッターがあった。 togetter.com ネットで荒れやすいテーマではあるものの、そこまで変なことも失礼なことも言っていないのにと思った。トイアンナさんも…

自分の人生を自分で決める重要性のマキ。

私が自分の親と過去最高に揉めたのは高校2年生の時だ。家族と一緒に1年イギリスにいた。そして日本に戻らずイギリスにい続けたい私と、日本に連れて帰りたい両親は、壮大なバトルを約2ヶ月繰り広げた。ドン引きだと思うけど、椅子を親に向かって投げつけたり…

「日本死ね」が何の解決にもならない理由のマキ。

思えば私はけっこう長い間「日本嫌いの外国好き」で、物心ついた時から大学生2年生くらいまで、自分の居場所は日本じゃないと思っていた。小学校1年生の時に家族で1年過ごしたアメリカが性にあっていると思ったし、高校1年の時にやはり家族で1年間イギリスに…

アラフォー♀が異性と仲良くなる上で役立ちそうな会話の引き出しのマキ。

若さが失われたアラフォー♀(涙)が、異性とコミュニケーションをとっていく上で、あると便利なのが「会話のひきだし」。今日は私が日頃初対面の♂の人と会話する上で、とっかかりにしてる話題と、なりそうなものを整理してみた。仕事絡みでの出会いでは、共通…

アラフォー未婚女性から「東京タラレバ娘」達に言いたいこと(ネタばれあり)のマキ。

好きな漫画なんだけど、ドラマ化されると知って嫌な予感がした。で、案の定、第一話放送後、こういった記事が出るわ(ゆとりずむさんは好きです)、Twitterのタイムラインにも予想したようなコメントがたくさん。。 www.yutorism.jp この漫画、「あの時ああし…