makicoo thinks

世の中に対して思うことはここに。

「40歳」でもずいぶん人生は変わる、のマキ。

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1年前の私は39歳で、迫りくる「40」という年がとにもかくにも憂鬱だった。

年齢を記入する機会というのは意外に多い。キャンペーンに応募する時もそうだし、ちょっとした資料を取り寄せる時もそう。
「39歳」と書かせてくれるならまだいい。「31歳~39歳」という区切りにチェックをつけさせるタイプの問いが当時はたまらなく嫌で、何故ならそのたびに来年は40になる、ということを意識させられるからだ。

世の中には「20代のうちにすべきこと」や「30代のうちにすべきこと」といった記事が溢れている。つまり「40歳になる」というのは、「チェックメイト」。20代30代に何をしたかで40歳以降の人生は決まる。私はどこか、そんな風に思っていた。

そんな「40歳になる」と向き合うことができたのは、去年の12月、「逃げるは恥だが役に立つ」がきっかけだ。ドラマの登場人物、百合ちゃんの言葉にめちゃくちゃ励まされた。

「若さに価値を見出す女性が、この国にたくさんいることにむなしさを感じる。この先あなたが向かっていく未来でもあるのに。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」 
~「逃げるは恥だが役に立つ」第10話~


そしてちょうど2017年の年明けから「DRESS」という媒体でライターをさせてもらえることになって、また「コルクラボ」という佐渡島庸平さんが主宰されている勉強会に参加させてもらえることになって、なんというか、自分でもびっくりするくらい、それから色々変わった。

p-dress.jp

note.mu

年齢については、記入することはもちろん、自分の年齢を口にすることに抵抗がなくなった。それと同時に、「もう○○歳だから手遅れなんじゃないか/今からやっても遅いんじゃないか」と自問自答することもなくなった。そして口に出し続けていたら、すっかり馴染んで、そしてこの5月に、40歳になった。


30代の最後の半年に私が身をもって経験したこと。
それは、いくつになっても人はいかようにでも変わるということだ。

20代にすべきこと、30代にすべきこと、そして40代にすべきこと。
それはその時、自分が何を選択したいか、でしかない。

これがしたい、あれがしたい、こうなりたい、ああなりたい。
その思いがあれば人は何歳であっても変わっていける、そう思う。

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特別お題「『選択』と『年齢』」

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