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世の中に対して思うことはここに。

読書

糸井重里「インターネット的」第1章感想/2017年に「インターネット的」を実現するには

2001年に書かれた本であるにも関わらず、「今」をとても的確に表していると話題の本、糸井重里「インターネット的」を読んだ。 丁寧に読むつもりなので、今日は第1章の感想と思ったこと。 インターネット的 (PHP文庫) 作者: 糸井重里 出版社/メーカー: PHP…

「勝負論/ウメハラの流儀」感想/世界一幸福な言葉のマキ。

私が今付き合っている男性は一言でいうと冷静沈着。年こそ下だけれど、いつもでんと構えている。そんな彼がものすごく興奮して、この本がすごいと教えてくれた。 勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書) 作者: 梅原大吾 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/1…

「夫のちんぽがはいらない」感想/セックスが介在しない関係の可能性のマキ。(ネタバレあり)

発売日直後にゲットしたにも関わらず、昨日ようやく読めた「夫のちんぽがはいらない」。紆余曲折があったにせよ、最終的には「はいらない」でもやっていける夫婦の形にものすごく心を揺さぶられた。 前にも書いたけど、私も「はいらない」恋愛をしたことがあ…

ちきりん『「自分メディア」はこう作る!』感想/自分の意見を持つしんどさのマキ。

今日は以前読んだちきりんの『「自分メディア」はこう作る!』を再読。 「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記 作者: ちきりん 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/11/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (11件) を見る 改め…

新年読み初め/「世界しあわせ紀行」感想のマキ

今年のやることリストの中に「本を100冊読む」というのがある。2017年、読み始めにふさわしい本は何かと思った時に、いつも読んでいるブロガーの方が紹介していた「世界しあわせ紀行」という本が面白そうだったのでこれにした。 fujipon.hatenadiary.com こ…

人生を変えた本、6冊のマキ。

// 先日、「自分の好きなエンターテイメント」というお題で文章を書く機会があった。その時に真っ先に浮かんだのは「本」。 今日は、私の人生を変えた本を6冊紹介したい。 ギリシャ神話 ローラ・インガルス・ワイルド著「大きな森の小さな家」 ミヒャエル・…

あなたが愛されない理由があるのだとしたらのマキ。

// 「女子をこじらせて」は2016年11月に亡くなった作家「雨宮まみ」の半生が綴られた本。以前読んだ時は個性的な作家の半生として興味深かったが、作者が亡くなった今、改めて読み返すと、心が痛む。 作者は「自分は(女性として)価値がない」という思いを胸…

アラフォーになってよかったなと思った日のマキ。

昨日から今日にかけて、大興奮して読書。Kindle Unlimited で昔読んだ本を再読しようと思って選んだのが、サマセット・モームの「月と六ペンス」だったんだけど、これが最高に面白かった。 物語の語り手である「私」から語られる「チャールズ・ストリックラ…

「こじらせ女子」を直す方法があるとしたらのマキ。

取り寄せていた「間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに」という本が今日めでたく入荷しさっそく読了。 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに (コア新書) 作者: ロマン優光 出版社/メーカー: コアマガ…

池田純「空気の作り方」のマキ。

昨日変な時間に昼寝をしたせいで寝付けず、しょうがないのでAM3時から読書。読んだのは前職で一緒だった池田さんの本。といっても、初台時代に少し世間話したことと、関係ないメールを何度か送ってしまい(当時の上司が同じ苗字だった・・・)お詫びのやり取り…

戦争を防ぐにはまずは食料なんじゃないかのマキ。

ジェレド・ダイヤモンドの「文明崩壊」を手に取ったのは偶然図書館で見かけたから。この著者の前作「銃・病原菌・鉄」が面白かったので、これもきっと面白かろうという事で借りてみた。 結論、面白いは面白いものの、とにかく読んでいて背筋が寒くなる本であ…

「嫌われる勇気」を読んでのマキ

相方氏が気になると言った事がキッカケで手にとった本。自己啓発本と思いきやアドラー心理学の入門書といった感じで、「結果論」「目的論」の差異が分かりやすく描かれている。 「結果論」とはざっくりいうと、過去の原因によって「結果」が形成されるという…