makicoo thinks

世の中に対して思うことはここに。

「肉山」&「パパ活」の先にあるもののマキ。

www.instagram.com

今日は何かと話題のお店、吉祥寺の「肉山」へ。

retty.me

噂には聞いていたけど、ほんと美味しい肉・肉・肉のオンパレード。8月に予約してとれたのが今日、というのだという。流行る店への一極集中、半端ない。基本的に全部美味しかったけど、牛カツと〆のカレーが、記憶に残る味だった。

 

そんな肉を愛してやまない私が今までに一番美味しかったお肉というのが、友達の「パパ」に奢ってもらった六本木のモンシェルトントンで食べた神戸牛。

www.seryna.co.jp

その後も接待で一度だけ行ったのだけれど、あの時ほどの「美味しい」は味わえなかった。オーダーした肉のランクが違うんだろう。もう10何年前のことなのに、未だあの味を超えるものに出くわしていない。身分不相応のものを食べた代償というんだろうか。今日の「肉山」をもってしても、あの神戸牛には到底叶わなかった。

 

で、今日ちょうど「パパ活」真っ最中の大学生のインタビュー記事が出ていた。

www.buzzfeed.com

私のまわりにはかつて「パパ活」している人が少なからずいて、内情を少し知っている。私の友達も港区界隈のタワマンに部屋を買ってもらっていたほかに、月100万円くらいもらっていたんじゃないだろうか。記事のブコメで、買ってもらったマンションの名義は?と疑問に思っている人がいるけれど、普通は「パパ」の会社か「パパ」の名義になっている。

 

若い女性にお金をかけたい男性は、銀座の踊らないクラブ界隈に、たくさんいる。高校生から大学生くらいの年齢で、銀座のホステスとして働いている人に「パパになってくれる人を紹介して欲しい」と相談すれば、その人の器量にもよるけど、誰かしらの相手は見つかるのだと思う。

 

「パパ」がいるメリットがあるとすると、一般家庭で育っていては縁のないことが色々経験できることだろう。一流ホテルのスイートルームでの宿泊や、一流店でのディナー、海外に行く時も最低でもビジネス、紹介制のエステサロンやお得意様向けのラグジュアリーブランドのパーティ、そして「欲しい」とかわいくおねだりするだけで、大抵のものは手に入る。

そして「パパ」がいるデメリットがあるとすると、そんな「普通だったら経験できないこと」が普通になってしまい、普通の男性が、逆にたいそう物足りなく感じてしまうことだろう。

 

たいていの「パパ」を手に入れる人は、最初はそのことを重々肝に銘じている。だから早めに「結婚相手」探しに活動をシフトする。ただ「パパ」のような男性は現実にはなかなかいなくて、そこで妥協できるかできないか、で人生は大きく変わるように思う。「パパ」と同じような暮らしをさせてくれる男性にこだわって出会いを求めていると、気がつくと結婚相手はおろか、新しい「パパ」を見つけるのがどんどん難しくなっていく。

 

かつて月100万もらっていた友達は、来年40になる。結婚はせず、今、「パパ」の支援を受けて起業しようとしている。ずっと「パパ」と生きていくことも可能ではある。きれいな女性の、ひとつの生き方なんだと私は思う。ただひとつあるとすると、彼女はもう少し違う未来を、「パパ」が出来る前に思い描いていた。

 

「パパ活」の先にあるのは、人生の選択だ。「パパ」のような相手をどうにかして見つけるのか。自分自身で稼ぐのか。それか何もかもきれいさっぱり、忘れてしまうのか。

 

もし「パパ」を作るか迷っている♀の人がいたら、そのことを少し頭に入れておくとよいのだと思う。

blog.makicoo.com

blog.makicoo.com