makicoo thinks

世の中に対して思うことはここに。

人は何にでもなれるんだなのマキ

前職の上司Sさんととサシで飲む。Sさんはいまフリーランスで、いうなれば町おこしプロデューサーをしている。端的にいうと、地方を活性化するにはどうすればよいかということを提言するお仕事だ。いったいどうすればそんな仕事がふってくるのかという事もそうだけど、何より興味深かったのは人は何にでもなれるんだなということだ。

 
Sさんは大学を卒業して結構エグい業界で営業をし、その後私が所属していた会社でコールセンターのマネジメントをしていた。その後沖縄にいる家族のために沖縄に移住し、教育系の仕事についていたと聞いていたのだけれど、6年振りに会うと、町おこしを真剣に考える人になっていた。町おこし目的の映画製作にも過去に携わっていて、(それは普通にTSUTAYAで借りれるレベルのちゃんとした映画である)スケジュールをひいたりしていたそう。
 
興味深かったのはSさんが町おこしに関わったのはたまたまで、特にもともと興味があったとか知識があったということではなかったこと。そして町おこしプロデューサーにSさんがなったのは40手前のタイミングだということ。Sさんは興味本位で町おこしの仕事を引き受け、そしていつのまにか町おこしプロデューサーになったのだった。
 
新しい事にチャレンジしようとするときに尻込む二大理由として経験と年齢があると思う。経験がないから無理だろう、年齢的に新しい事をはじめる年じゃないだろう。事実私も今の会社で今後どうしようかを考えるにあたり、その2つが常にひっかかっていた。
 
ただSさんと話した事でそのひっかかりは薄れていった。人は何にでもなれるんだな、やろうと思えばいつだって。
 
常にそんな選択をしながら生きているSさんは楽しそうで、願わくば私もそんな感じで生きていたいと思った夜だった(*゚ー゚)