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外資系の会社への転職~案件紹介からオファーレター受領まで~のマキ

 

先週の金曜に決まったとの連絡をエージェントから受け、今日めでたくオファーレターをメールで受け取り。オファーレターとは内定通知のようなもので、給与条件とオファーレターの有効期限が書いてある。給与条件は最初に聞いていたレンジよりも高く設定されていてなんか嬉しい。。

 

という事で今回は私が案件を紹介されてから決まるまでの流れを参考まで書いておこうと思う。

1.案件紹介(2015/8/13)

以前から登録しているRobertWaltersというエージェンシーから案件の紹介がある。この会社は私が今の会社にいる間中ずっと定期的に案件を送ってきてくれていた。基本ずっと無視していたんだけど、今の会社での親しい人の退職が相次ぎ、また今の会社のポジションにすっかり飽きていたタイミングというのもあり、ふと気になって送られてきたJob Description(仕事内容、応募条件、給与のレンジが記載されているもの)をチェック。複数送られてきた中のアメリカのIT系の会社の案件にとても興味を持って、話を聞いてみたいなと思った。興味を持ったポイントは「リモートワーク」で、家で仕事をしてよいというのがとにかく刺さった。また大人数の組織にちょっと嫌気がさしていた私にとって、日本支社5名というコンパクトさもいたく気に入り、エージェントに興味ある旨を伝える。その会社の人事の人が3日間のみ採用のために日本に来るという事で、空いている日程を予め伝えておく。

2.C.V.送付(2015/8/18)

C.Vとは「Curriculum Vitae」の略で、外資系企業の応募の際には必ず提出するいわば履歴書+職務経歴書がセットになっているもの。フォーマットが自由なので逆に慣れないと書きづらいかも。私はこのテンプレートを参考にして作成。なお本当はもっと早く送るべきだったんだけど、アップデートしたC.Vを送って欲しいというエージェントのメールをあろうことか見逃していて、連絡がない=書類で落ちたとすっかり思い込んでいた。。

人事の人は17日〜19日しかいないので、時既に遅し感満載の中、駄目元で作成。。すると18日朝に連絡があり、会ってくれるという事になった!ちなみに18日の深夜1時に気付いて朝3時くらいに提出するという無理矢理感半端なく、後で見返したら色々スペルミスがあって恥ずかしいことになっていた。

3.面接1(2015/8/19)

無理矢理時間をとってもらった感満載の中、面接に。30分しか時間がないという事もあり、自己紹介的なものはいっさい必要とされなかった。質問された主な内容は以下のとおり

  • 何故この案件に興味を持ったのか
  • (現職が大手なので)何故有名企業を辞めてうちみたいな規模の小さい会社に興味を持ったのか
  • (仕事内容のストレスフルな側面を伝えられつつ)あなたはそれにどう対処するか
  • 仕事をする上で大事にしていることは何か
  • 給与の希望額
  • いつ会社を辞められるか

オーソドックスな質問ばかりだったのと、100%日本語面接だったので拍子抜け。今までの経験が募集職種にいい感じでマッチしていたのがよかったようで、とても気に入ってもらえて面接Done。本当に30分で終わった。

4.面接通過連絡(2015/8/24)

感触はよく、エージェントからもとても気に入られていたとフィードバックがあったものの、面接通過連絡は5日後とそこそこまたされた。やはり時差があるのもあって進行が緩やか。次はアメリカの私の上司となる人のスカイプ面接とのこと。ボスも日本人なので、おそらく日本語という情報を得て、安心しつつもやっぱり準備せねばと英語でもできるように練習。

5.面接2(2015/8/28)

朝8時(向こう時間は夜6時)から自宅でスカイプ面接。なおスカイプ面接する前に必ずやっておきたいのが音声テスト。デフォルトの設定だと私の音声が相手に聞こえなくて、設定をあれこれいじる必要があった。スカイプの音声通話テストもあるけど、一度は誰かにお願いして実際に試してみると安心できるかも。

面接の質問内容は、最初の面接とほぼ変わらず。1つだけ

  • あなたにとって働くとは何か

というなかなか哲学的な質問をされてあせったものの、「働く事で誰かに感謝される事に喜びを感じる(しかもお金をもらいながら!)」というような事を答えた。

後前日に読んだ外資系の面接に関するサイトで「こういう質問をするといいよ」と記載があった質問をしてみた。それは「あなたは私がどのように働くことを期待していますか」というもの。ボスの方はよい方で、色々考えながら答えてくれて、この人の下で働くのはよさそうだと好感をもった。なお↓のサイトの質問集は質がよいのでおすすめです。

www.michaelpage.co.jp

6.面接通過連絡(2015/9/1)

今思うとそんなに待たされてないものの、面接の時の感じだと、すぐに連絡くれそうではあったので、若干もやもや感があった。次は日本の支社長の人ということ。形式的な面接だという風にボスの面接の際には聞いていたので、結構軽い気持ちでいた。

7.面接3(2015/9/2)

さすが日本にいる人という事で、通過連絡の翌日に面接する事に。日本語ペラペラのはずの支社長なのに、あろうことかここで最初から最後まで英語で面接!

面接の最初は最初英語でその後日本語と言っていたのに、まあまあしゃべれると判断されたのか結局40分間全て英語に。

この面接が一番オーソドックスな面接で

  • 自己紹介&今までの経歴
  • 今までで一番成果をあげたこと
  • 今までで一番苦労をしたこと

などをまんべんなく聞かれる。大きな会社から小さな会社で本当にいいのかという事を何度も聞かれ、全然気にしてないといったもののそこが懸念のようだった。最後に質問は?と聞かれた時に英語で疲れ果てて「Thats OK」的な感じで特に質問しなかったのが本当にそれでよかったのかなと少し後悔する

8.採用の連絡(2015/9/11)

この連絡が来るまでが本当に長かった。。3次面接は形式的なものと聞いていたのにあまりにも待たされるので、実は他の候補者の面接待ちなんじゃないか?とかなり疑心暗鬼。一次の時から面接の感触はずっとよかったし、2次面接の時のボスが採用権限を持っている風だったので、こんなに連絡が来ないという事は駄目だったのかなと思ってみたり。が、よくよく考えるとどうもエージェントと会社はずっと話し合いを持っていたのかも。何故なら午後3時くらいに連絡がきて、「決まったよ」と言われたものの、採用ラインはアメリカのはずなので、不自然。。まーけど決まったからよいか。ちなみにこの時点では給与の提示なし。

9.オファーレター受領(2015/9/14)

給与条件が記載されたオファーメールを受け取る。年収が30万円ダウンだと思っていたのに、実質ほぼ一緒で転職できる事になった!

 

振り返ると案件応募からオファーレター受領まで1ヶ月もかかっていないものの、ノリ的にサクサク決めるような雰囲気があったので、個人的には色々待たされたなーという感想。

後、朝に連絡が来ないと原則その日は連絡が来ない(私が応募したアメリカの会社にとっては、こっちの日中が向こうの夜なので)ので、そのあたりも何だか日本と時間が違うという事を実感させられた。

一個よかったのは全ての面接官がとてもフレンドリーで、堅苦しさはほぼなかった。また二次面接のボスとのスカイプ面接は彼の自宅ぽいところからで、リモートワークが徹底している会社だなというところも好ましく思った。

 

私の後から入った同僚も言っていたけど、日本と大きく違うのは直接のボスが強い採用権限を持っていそうということ。なので、直接のボスとの面接はとにかく一生懸命準備し、好印象を持ってもらえるようにするのがよさそう。

 

後に続く方、どうかいい結果になりますように。

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