makicoo thinks

世の中に対して思うことはここに。

キレイになる秘訣のマキ。

 会食の帰りに渋谷の路上でぐっとくるバンドが演奏していて、寝不足でふらふらなはずなのに、しばし足を止めて聞き入り、いつかビッグになるのではと思い、もしかしたらプレミアがつくかもしれないCDを買って帰るw ボーカルが若干音痴だったものの、アレンジと演奏が最高にクールで、こんないい音楽がふと聞ける渋谷っていい街だなと思った。

 その後音楽熱が止まらなくなり、昔いいなと思った路上系インディーズからOASISアリアナ・グランデ、Pink(マイナー)、CASCADA(更にマイナー)、そして外国のオーディション番組系をひたすらYoutubeで見続けて今に至る。。昨日は会社の仕事の関係と原稿の締切のせいでほぼ寝ていず、更に今週末締切の原稿4本が手付かずだというのに、4時間ぶっ通しでYoutubeみてる自分はほんとにいくつになっても変わらない。。後先を考えないライフスタイルには自信がある。。w

 

で、4時間ぶっ通しでみた結果、やっぱりここ最近で一番ぐっときたのがLouisa Johnson。

 

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彼女はX FACTORというイギリスのオーディション番組の優勝者で、最近だとClean Banditとコラボしたりと大活躍中だ。Instagramをみているとかなりビッチセレブ化してきているのがなんだかなと思いながらも、とにかく声が好きで、いつか生で聞いてみたいと思っているシンガーの一人。

 

で、彼女のTVデビューの動画がこちら。

上の写真と比べてみるとよく分かるのだけれど、この動画はたった2年前の彼女。正直言って、そんなにかわいくない。そして歌い始める前の彼女の様子は審査員も苦笑するほどオドオドしていて、最初見たときはいじめられて育ったんではないかと、気の毒に思ったほどだ。

 

が、歌い始めた瞬間から、彼女の人生の全てが変わった。私は、この動画の、芋虫がさなぎを飛び越えて蝶になったかのようなドラマ展開の中毒で、もう何回みたんだろう?そして何回みても、緊張のピークからの第一声、そして観客の興奮に感極まりながらもきっちりパフォーマンスを続ける彼女の表情に、とにかくぐっとくるのだ。

この動画の歌い始める前の彼女と歌い終わった後の彼女は明らかに輝きが違っていて、人間はこんな短期間に美しくなるもんだな、というのが今日3回くらい見返してみて、改めて思ったことだった。

 

もちろん「キレイ」には生まれつきのものがあるのは承知の上だ。ただ彼女をみていると、「キレイ」を構成する要素には少なからず「自信」が含まれているんじゃないかと思う。観客の歓声と、最初は若干小馬鹿にしていた(と私にはみえた)審査員達の手のひらを返したような絶賛を受けて、彼女は一気にキレイになった。そしてこれは少しでも魅力的になりたい私達の、生きるヒントなんじゃないかと思っている。

 

じゃあどうやって「自信」をつけるのか。彼女のように、あんな大人数に一気に賞賛される機会というのは残念ながらほとんどない。ただ唯一いつも自分を絶賛してくれる可能性のある人物が一人だけいる。それは「自分」だ。褒められることで、認められることで、キレイになれるのだとしたら、一番の近道は「自分」が自分を褒めることなんじゃないか。

 

アラフォーにもなって、超睡眠不足で(お肌に悪すぎる)、引き受けた原稿の目処がつかないままYoutube三昧の今日一日には反省しかないけれど、いくつにもなって熱中できることがあるというのは(たとえそれがYoutubeであったとしても)まあまあ幸せなことである。そしてこの熱中癖がいつか、何かの役にたつに違いない。そうあって欲しい。いや、きっとなる。

 

 明日こそはきっと原稿をやる。そしてその際は誘惑に負けずにやりきった自分を思いっきり褒めてあげようと思っているw